いま現在、中国株市場は以前程の活況はありません。一時期は書店に中国株の本があふれていましたがいまは日本株が活況であったこともあり書店で中国株の本を探すのにも苦労することもあります。
ここで中国株の魅力を再度整理してみました。
列挙すると以下のようになります。
・中国の成長率はどの国の成長率よりも高く、今後も8%ぐらいの成長率を達成する可能性が高い。
・そのような成長率の高い国では株価が何倍にもなる企業がたくさんあるはずである。昔のソニーのように3000倍になる株式はオーバーであるが10倍ぐらいになる株式はゴロゴロしているはずだ。
・2008年は北京オリンピック、2010年は上海万博というビックイベントが控えており、今後再度注目される可能性は高い。
・あまり世間的には知られていないかもしれませんが携帯電話普及台数、自動車生産台数、ビール、大豆、鉄鋼、銅消費量等で世界第1位であり、石油は第2位の消費国であり、マーケットとして巨大でありそこで成功した企業は世界でも成功する企業となる可能性が高い。
・中国の通貨である人民元は1部の専門家によれば約15%は割安であり2倍となっても競争力の維持が可能である。このことは、株式だけでなく通貨の変動によっても儲かる可能性が高いこと表している。
・逆に、日本の通貨は借金を薄めるインフレにより価値が下がる可能性があり、それに対するリスクヘッジとなる可能性がある。
・なお、通貨の安全性を表す指標となりえる外貨準備高は現在、第2位であり、1位になるのも時間の問題の状況にあり、人民元の健全性は高い。また、いずれはお馴染みの円マークは元(イェン)のことを表すこととなるかもしれない。
・GDPの規模は名目で世界第4位規模であり、実質購買力で図ると世界第2位の可能性があり、世界第2位の国力を有している可能性がある。
・19世紀がイギリス、20世紀がアメリカの時代なら、21世紀は「中国の時代」となる可能性があり、2040年には米国と肩を並べる存在となるかもしれない。
以上が中国株の魅力です。
一言でいえば、成長している国には成長企業がたくさんあり10倍になる株式ぐらいはたくさんあるだろうということなのです。
なお、「ジム・ロジャースの中国への見解」の記事も参照してください。また、お薦め証券会社 香港市場編の記事も参照してください。


2006年02月19日
この記事へのコメント
こんにちは、初めて書き込ませていただきます。私は香港株は取引しているのですが、上海、深セン株は取引をしたことがありません。元の将来性を考えると、手を出したいところですが、取り扱っている証券会社が少なく、手数料が割高な点があり、なかなか手を出しにくいところです。
Posted by 雪月花 at 2006年02月20日 19:14
確かに手数料は割高ですね。しかし、私は本土株は決算書の粉飾リスクがいまだにあると思います(最近は良くなってきたのかもしれませんが)。
Posted by サイト運営者 at 2006年03月07日 05:13
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Tracked: 2006-03-21 20:26
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